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大腸内視鏡編
大腸内視鏡編

もちろん、もともと痔がある方は出血する事がありますがこれが落とし穴となり大腸癌や大腸炎の発見が遅れる事があります。
ある程度の年齢で出血があったら即検査をお勧めます。

一般的には2回法で二日間検査を行います。
よくある質問で「2回して1回だけ陽性になったけれども精密検査は必要ですか?」
答えは1回でも陽性であれば精密検査(大腸カメラ)は受けることをお勧めします。
もちろん肛門など大腸以外の病気でも陽性になりますが、この検査だけで大腸かそれ以外のところかの区別は出来ません。
したがって内視鏡検査をして陽性になる病気が大腸にあるかを調べる必要があります。
この検査の精度は低くがんを確定する検査ではありませんが、簡便であり内視鏡検査を受けるきっかけとなり、結果的に無症状のポリープや癌を発見するきっかけになります。

全ての大腸癌に便秘の症状があるわけではありません。
「今まで便秘した事がないのに最近便秘でお腹が張る」
「以前から便秘で下剤を使っていたが最近効果が弱い」
この時に市販薬や下剤を処方してもらい便秘が改善したから大丈夫と思わない方が賢明です。ポリープや癌は小さいときは症状がありません。大きくなり便の流れが悪くなると便秘の症状が出現します。
ほとんどの専門医が便秘をきっかけに行った検査で、ポリープや癌を発見した経験があり、検査を受けるように説明していると思います。何も病気が無ければ安心して下剤を使用して排便コントロールをすれば良いのです。

最近、下痢が多くなり普通便が出たことがない。これに加えて血便や粘液便(粘液に血液が混じった粘血便)などの症状があれば慢性大腸炎(潰瘍性大腸炎やクローン病)、直腸炎、直腸癌の可能性があります。また、症状が急激に悪化した時は細菌、ウイルス、赤痢アメーバなどの感染性腸炎の可能性もあります。
内視鏡検査で異常が無く、下痢が持続するときは過敏性大腸症候群が考えられます。
その他にも様々な症状がありますが、早期発見や心配な気持ちを解消するためには怖がらずに内視鏡検査を受ける事をお勧めいたします。


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