埼玉県の痛くない内視鏡検査・手術、便潜血検査は正務医院まで

Q&A

CT検査では、おなかの中を見られないのでしょうか?
CT検査はあまり有効ではありません。
CT検査ではX線を利用して、おなかを輪切りにした画像で病気を確認する検査です。腹部のCT検査は中味のつまった実質臓器(肝臓、膵臓、腎臓など)の病気に対しては有効ですが、空洞になっている管腔臓器(胃、小腸、大腸など)の病気は内側から病気が発生する事がほとんどであり、CT検査はあまり有効ではありません。がんや炎症など大きいしこりの時はCTで診断が可能です。
最近ではCTも進化しコンピューター処理で3Dにすることで、大腸内視鏡検査と同じ様な視野の画像か可能ですが、ポリープと便の鑑別や表面の炎症を鑑別する事はできません。最終的に直接観察が可能で組織検査のできる内視鏡検査を行います。

内視鏡検査を受ける前後に、食事制限はあるのでしょうか?また、他に制限されることはありますか?
基本的に、消化管の検査では検査前に食事制限があります。
1.食道・胃内視鏡検査
食道・胃の検査では、検査前日は夜9時くらいまでには夕食をすませ、絶食が必要です。お水は飲んでも大丈夫ですが、牛乳など色の濃いものやお酒は飲めません。上部消化管の検査ではのどにした麻酔がのこっていますので、1時間くらいは飲食禁止となります。また、組織採取など何らかの処置をした場合などは、医師の指示に従うようにしてください。

2.大腸内視鏡検査
大腸の検査の場合、腸の中を空にしなくてはスコープが入っていけません。通常は食事も夕方5時くらいまでにすませ、就寝前に下剤の内服があります。その後、飲水は可能ですが禁食です。検査当日に洗浄剤を飲んで腸の中をきれいにする処置をします。検査後は、少し休養してから帰宅します。ポリープの切除など、何らかの処置をした場合などは、医師の指示に従うようにしてください。

食事以外に制限されることとしては、お薬があります。どのような薬を飲んでいるか事前に確認し、検査前から飲むのをやめてもらう薬もあります。検査予約の時に内服中の薬の提示、確認を必ずしてもらってください。
また、検査時に鎮静剤を使った場合、覚醒が不十分だと帰り道に危険なので、車の運転などの制限もあります。
内視鏡検査は実際、どのくらい時間がかかるのでしょうか?
実際に内視鏡が体内にはいっている時間は約15~20分前後です
食道や胃の検査の前処置として、のどに局所麻酔をしたり、内視鏡で観察しやすくするため、胃腸のはたらきを抑える注射を行います。施設によっては検査着に着替えたりする場合もあります。なお、喉の麻酔が残っていますので、検査後1時間以上は飲食を控えてもらいます。実際に内視鏡が体内にはいっている時間は約5分程度でしょう。

大腸の検査も同様に前処置として、腸内の洗浄をするために数時間前から洗浄剤を飲んでもらいます。また、検査時は検査着に着替えて、検査のための注射(腸の動きを押さえる薬や鎮静剤)をします。実際に内視鏡が体内にはいっている時間は約15~20分前後ですがポリープ切除などの処置をしたときはもう少し時間がかかります。検査後はあわてず、ゆっくり休む時間も考慮して、検査にのぞむのがよいでしょう。
ポリープを取るのですが、痛いのでしょうか?
直接的な痛みはほぼありません。
胃や大腸の内側(粘膜部分)には知覚神経がありませんので、内視鏡でポリープを切除する際の直接的な痛みはありません。しかし、電気を流して凝固(止血しながら)切除するため、一瞬ですが電気が流れます。ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)など大きいポリープ切除の時は、不快感を緩和するために、軽い鎮静剤を使い患者さんがよりリラックスした状態で治療を行う場合もあります。
内視鏡でがんを治すことができるのでしょうか?
内視鏡を用いたがんの治療は、早期がんに対して行われます。
内視鏡と処置具を使ってがんの治療(切除術)を行うことはできます。内視鏡を用いたがんの治療は、早期がんに対して行われます。最近ではESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)など広範囲に切除が可能な方法も盛んに行なわれており、内視鏡で切除できる早期がんが多くなりました。しかし、進行して根が深いものは切除が難しく、転移の可能性もあり手術適応症例となります。
内視鏡検査は実際どのくらい痛いのでしょうか?楽に検査をするためにはどうしたらよいのでしょうか?
人それぞれ感じ方は違うのでなんとも言えませんが・・・
痛みの感じかたはひとぞれぞれで、「これだけ痛い」と数値などを用いてはっきり言うことはできません。しかし、口や鼻や肛門からものを入れるわけですから、何も感じないことはありません。そこで苦痛のない内視鏡検査ために様々な工夫が行なわれており、以前に比べて苦痛は少ないと思います。また、緊張していたり、不安な状態だと、些細なことでも敏感に反応してしまうので、十分にリラックスすることも大切です。
詳しくは苦痛の無い内視鏡検査を受ける為のページをご覧ください。こちらから
大腸内視鏡検査では、お尻が見えて恥ずかしいのではないかと心配です。何か配慮はされているのでしょうか?
検査する側もその点には十分な配慮を払っていて、検査着には工夫がこらしてあります。
内視鏡検査を受けるにあたって、あらかじめ特別なトランクス型の紙パンツに履き替えていただきます。 このパンツには、ちょうど肛門の部分に縦の切り込みが入っています。そこを通して内視鏡を入れられるようになっているわけですから、お尻を出すことなく検 査が受けられ、女性の方でも恥ずかしい思いをすることはありません。

また、大腸内視鏡検査は、ドアやカーテン等で仕切られた検査室で行われるため、他の患者さんに見られる心配もありません。
内視鏡による感染が心配ですが、器具の洗浄はどのように、どのくらいの頻度で行われているのでしょうか?
内視鏡は使用ごとに毎回洗浄・消毒が行われるのが基本です。
かつては、内視鏡の洗浄・消毒についての議論や検討が十分に行われていない時期がありました。しかし、感染対策の重要性が注目されるようになり、日本でも内視鏡の洗浄・消毒についてのガイドラインが制定されました。
現在では、内視鏡は使用ごとに毎回洗浄・消毒が行われるのが基本です。特に血や組織がつく処置具は、使い捨てのものを使用したり、再利用する場合には高温高圧の蒸気で滅菌(菌がなくなる)するなど、十分に感染対策がなされています。
最近の内視鏡はいろいろな機能があるため、つくりが複雑になり、なおさらしっかりと洗浄されるべきといえます。近年では十分な消毒できる消毒薬や、自動洗浄機なども開発され、短時間でしっかり洗浄・消毒されるようになっています。:
詳しくは内視鏡の消毒のページをご覧ください。こちらから
内視鏡検査は保険が利くのでしょうか?実際、費用はどれくらいかかるのですか?
内視鏡検査は保険の対象となり、比較的安価で受けられます。
内視鏡検査は保険の対象となります。費用については、見るだけの検査なのか、それとも組織を採取して、顕微鏡で調べる生検(せいけん)も行う検査なのかなど、検査の程度によって異なります。また、保険の負担割合によっても大きく異なるため一概にはいえませんが、胃や大腸の内視鏡検査のおおよその目安を表します。

内視鏡検査の費用例(保険診療)
  1割負担 2割負担 3割負担
食道・胃内視鏡検査 約2,000円 約4,000円 約6,000円
大腸内視鏡検査 約2,500円 約5,000円 約7,500円
※上記費用には初診料、診察料、生検を行った場合の検査費用、投薬料などは含まれておりません。
    また、ポリープ切除などを行いますと切除に対する治療費や入院費などが必要です。
内視鏡を扱う医師は特別な免許や研修を受けているのですか?
特別な免許等はありませんが、専門医制度があります。
医師が内視鏡を用いた医療を実施する場合には、医師としての資格以外の特別な免許等はありませんが、学会が定めた専門医制度があります。
日本消化器内視鏡学会、日本呼吸器内視鏡学会、日本内視鏡外科学会など、それぞれの専門分野で基準や規則を決めて、専門医を認定しています。これらの学会では、広い知識や技能を備えた専門医を育成し内視鏡医療の水準を高めるために、学会が主導し試験を実施するなど様々な指導や審査を実施しています。